前髪を上げた、爽やかな髪型であるアップバング。ビジネスマンから学生まで、アップバングスタイルにしている人は多いでしょう。
でも、きれいに前髪を上げられないという人やそもそもアップバングのやり方がわからないという“アップバング初心者”もいるでしょう。
というわけで今回は、スタイリング方法やちょっとしたコツなど、アップバングについて詳しく解説していこうと思います。
そもそもアップバングって?
そもそもアップバングとは何でしょうか?
アップは、上がるとか上げるという意味で、バングは前髪という意味です。つまり、前髪を上げたスタイル全般をアップバングというわけですね。
↑こんな感じでがっつり上げたスタイルはもちろん、
↑クラシカルなバーバースタイル、
↑ある程度長さがあり、少しおでこが見えているというようなスタイルでもアップバングです。
アップバングのやり方
では、こういった前髪を上げる髪型のスタイリングはどうすればよいのでしょうか?
当然ですが、先ほどの1枚目の写真のようながっつり上げるスタイルと3枚目のような少しだけ上げるスタイルでは、細かいやり方は違います。
今回はがっつり上げる系でもちょっとだけ上げる系でも、どちらでも使えるような基本的なスタイリング方法を紹介していこうと思います。
アップバングスタイル
今回は、こちらの動画を参考にしながら解説していきたいと思います。
1.髪を濡らし、8割くらいまでドライ
髪全体を根元までしっかり濡らし、8割くらいまでドライヤーで乾かします。このときに、クセがある人は伸ばしながらドライしましょう。
2.前髪とトップのラインを立ち上げる
ある程度ドライができたら、前髪を立ち上げていきます。といっても、立ち上げるのは黒目と黒目の間の部分。
↑こちらの画像のオレンジの〇で囲んだ部分が立ち上げる部分です。上に引っ張るようにして根元に熱を与えて、その状態で冷めるまでキープします。
このときのポイントとしては、毛先まで引っ張らないことです。髪の中間をあたりを指で挟んで、根元を立ち上げることが目的です。毛先を引っ張ってしまうと、ストレートすぎる仕上がりになるので、中間から毛先は自然に流す方がよいです。
前髪を立ち上げた後は、同じ黒目と黒目の間の縦ラインを同様に立ち上げていきます。フロントとかモヒカンラインとか言われる部分です。
3.サイドを抑える
がっつり上げる系のアップバングでも、黒目より外側の部分とサイドは抑えるようにしましょう。サイドは膨らみやすいということもありますが、黒目より外側の部分も立ち上げてしまうと顔が四角に見えてしまいます。
↑根元にドライヤーの風を当てて、根元から潰します。
4.アウトラインを作る
トップと耳をつないだラインの髪を立ち上げていきます。指で毛束を挟んで持ち上げ、根元に熱を与えて、冷めるまでキープします。
↑こんな感じですね。
襟足を残している人は、同じやり方で少し引き出すようにドライします。
5.バックのボリュームを出す
↑バックの髪をつかんで持ち上げて、ドライヤーの風を下から当ててボリュームを出します。
6.ワックスを付けて立ち上げる
ワックスを手に取り、バック→アウトライン→フロントの順で、立ち上げながら髪の中間から毛先を中心にワックスを付けていきます。
↑フロントにワックスを付ける際には、前髪の立ち上げる部分も一緒に付けてしまいます。
サイドの下ろす部分は毛先だけに付けます。どうしても膨らむという人は根元から押さえつけるように付けてもよいです。
7.ボリュームを落としながら毛流れを整える
ボリュームを落としつつ、ワックスでできた毛束を前に向けるように毛の流れをを整えます。ドライで作ったアウトラインはしっかり出します。
8.スプレーで仕上げ
アウトラインや強調したい毛束は根元からしっかり噴きかけます。
↑ここでのポイントは、前髪の上げたい部分の根元にもスプレーを噴きかけることです。人差し指で上げる部分を押さえて、そこにスプレーを噴きかけることで、かなりキープ力が高くなります。
以上で、アップバングスタイルは完成です。
ポイントは、
☑ドライの時点でしっかり前髪の根元を立ち上げること
☑上げる部分は黒目と黒目の間
☑スプレーで上げる部分をキープすること
です。
・・・・・・・・・
今回紹介した方法は、ある程度長さがあってもできる方法です。
前髪は人の印象にかなり影響を与えます。普段、前髪を下ろしている人が前髪を上げると爽やかな印象になります。アップバングスタイルにしたことがない人は、是非一度、お試しください。
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