【なぜ?いつから?】学校や就活ではツーブロックが禁止ということについて

ツーブロックはダメなのか?

サイドの一部の髪を刈り上げ、その上の髪は長めに残したスタイルである、ツーブロック。耳周りがすっきりするため、好んでツーブロックにする人も多いです。

しかし、すっきりしてさわやかに見えるからといって、ツーブロックがどんな場面でも万能なものかといわれるとそうでもないと考えられています。

というのも、校則でツーブロックが禁止されていたり、「就職活動などの場ではツーブロックはふさわしくない」という意見があったりするからです。

あまりに派手な髪型が避けられるというのはわかりますが、ツーブロック自体が禁止されるのは何故なのでしょうか?

ツーブロックに対する世間の意識の変遷とともに、その要因を探っていきます。

そもそもツーブロックってなに?

まずは、ツーブロックの定義をしておこうと思います。

Wikipediaによると、

頭頂部から耳の上ぐらいまでの髪は長めに残し、そこから下の部分はかりあげにしている髪型のこと。長い部分の髪を下ろしているときと、束ねたり・ブローによって、かり上げ部分を露出させた時とでは大きく表情が変わる。

もう一つは、普段髪を下ろしている場合は、頭頂部からの髪の毛で刈り上げは見えない。なお、風が吹いたり走っていたりすると、上からの髪が揺れ刈り上げがすこし見える。

というものになっています。

↑こんな感じです。

こちらは比較的わかりやすいツーブロックですが、上に被さる髪の毛がもっと長くて、ツーブロックをしているということがわからないものもあります。隠しツーブロックなどといわれたりもします。

でも、特別この髪型が派手すぎるというわけではないと思います。

ではなぜツーブロックが学校や就活の場ではふさわしくないとされるようになったのでしょうか?

なぜNGなのか?

校則に関しては、パーマやリーゼントなどと同じ扱いでツーブロックを禁止する学校もあり、「技巧的」「不自然」「特異」な髪型で、「高校生としてふさわしくない」ことが理由だそうです。

もともと、ツーブロックが校則で禁止されるようになったのは1980年代から1990年代初頭のテクノカットが流行った時期だと思われます。このころはテクノカットが禁止されるような学校もあったので、その一環としてツーブロックも禁止されたのでしょう。

派手でないツーブロックが就活の場でNGといわれる正確な時期や理由はわかりませんが、派手な髪型として校則で禁止されているから、公の場では不適切という考え方が広まったのかもしれません。

いつから?

では、現代の学校や面接の場でツーブロックは避けるべきという風潮が見られるようになったのはいつからでしょうか?

グーグル検索、Yahoo!知恵袋、ツイッターでそれぞれ調査してみました。

まず、ツーブロックという単語の検索量として急激に上昇してたのは、2011年11月から2012年7月にかけての時期です。というわけで、その少し前の2010年から調べていきます。

グーグル検索、Yahoo知恵袋、ツイッターのそれぞれで期間を指定し、「ツーブロック 校則」「ツーブロック 就活」で検索しました。

2010年~2011年

グーグル検索

グーグル検索ではツーブロックがNGというような結果は見当たりませんでした。

Yahoo!知恵袋

Yahoo!知恵袋では、ツーブロックが校則で禁止されているという文言があったのはこちらの2011年7月の質問が初出。
高3男です。今、夏休みで三日後に企業見学があるので髪を短くしようと思っています。

就活に関して、明確にツーブロックの可否が論点になったのはこちらの2011年2月の質問。
質問です!企業の面接などの時にツーブロックは大丈夫なのでしょうか?

ツイッター

ツイッターでは、ツーブロックが禁止だという校則のツイートが見られたのはこちらの2010年のツイート。

就活時のヘアスタイルとしてツーブロックはいいのか?ということに関するツイートはこちら。

…どっち?

2012年~2013年

グーグル検索

この期間でも、グーグル検索ではツーブロックがNGというような結果は見当たりませんでした。

Yahoo!知恵袋

Yahoo知恵袋では、校則、面接ともにNGという投稿が徐々に増えてきました。

校則でNG→なぜツーブロックが学校の校則違反なのでしょうか?

就活でNG→ツーブロックは社会的に見て好ましい髪型ですか?

ツイッター

ツイッターでもこの辺りからダメという意見が多く見られるようになってきたイメージ。

2014年

グーグル検索

グーグル検索で、この年に決定的ともいえる記事が検索に引っかかりました。

社会人がツーブロックにしてもOK?→ナシ 48.4%「粋がってる気がする」「信用ならない」

記事を要約すると、ツーブロックはビジネスマンの髪型としてふさわしいのかという質問に対して、48.4%の人がナシと答えたというものです。

その理由としては、

・ホテル業にはふさわしくない(女性/25歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
・金融機関であまりないと思う(男性/32歳/生保・損保)
・何か社会人として粋がってる気がする(女性/25歳/金融・証券)
・なんだか、軽いイメージで、信用ならない(女性/33歳/ホテル・旅行・アミューズメント)

というものだったようです。

大手就活サイトのマイナビが公開した記事で、調査自体はしっかりしているでしょう。かなり信用できる記事です。

ただ、ツーブロックが定番となった現在とは、かなり感覚が異なっていると思います。

Yahoo!知恵袋

Yahoo知恵袋では、2014年の質問で就活に関する質問はありませんでした。校則については、質問数がかなり増えてきました。

ツイッター

ツイッターでも校則についての多くの投稿が見られ、就活に関しても就活中はNGという内容の投稿がありました。

2015年~

校則に関して、グーグル、Yahoo!知恵袋、ツイッターでは、ツーブロックが禁止というものは依然として見られました。

ただ、就活に関しては、「ただしやりすぎない程度ならツーブロックはあり」という意見が見られるようになりました。

男子就活生の髪型でツーブロックはNGなのか? ツーブロックの印象と身だしなみに付いて気をつけるべき事まとめ

2017年

2017年の3月ごろには面接官が学生の髪型をジャッジするという記事が公開されました。

REAL HAIRSTYLE REPORT

この記事によると、面接官に最も印象がよかったのは、なんとツーブロックでした。


画像引用元:https://www.shiseido.co.jp/uno/special/real-hairstyle-report/
↑最も好印象だったツーブロックヘア。

どういった方法で調査を行ったのか、詳しい方法はわかりませんが、面接官がツーブロックをそこまで意識していないということがわかりました。

2019年4月

そして、2019年4月にはツーブロックと校則に関する、ある記事が出てきました。

ツーブロックはダメ?校則に疑問の声 学校「高校生らしくない」

記事内容は、ツーブロックにした生徒が教師に注意され、坊主に近い長さまで短くカットしてもらっても教師から認められなかったというものです。

この記事が物議をかもすと、次はこんな記事も出てきました。

「ツーブロック禁止」校則に疑問 大阪の美容師は「(若者に)髪型の自由ない」

記事内では大阪教育委員会のコメントとして、

「ツーブロックを禁止している学校があることは把握していますが、ツーブロックはホテルマンなどが『清潔な髪型』として採用しており、時代に合わない校則かなと感じている」

と紹介されており、教育関係者もツーブロックが清潔な髪型と考えていることがわかりました。

結論:ツーブロックの印象は悪くない

このようにツーブロックに対する意識や考え方はこの数年の間で変化しています。

現代では、ツーブロック自体が特に流行りの髪型というわけでもなく、もはや定番の清潔な髪型といえます。範囲が広すぎたり、1mm以下の薄さの派手なツーブロックではない限り、ですが。

校則で禁止されているならツーブロックはやめておいた方がよいとは思いますが、特に就職活動の場では明確なルールがあるわけでもないので、ツーブロックだけが理由で落とされるということもないでしょう。というよりむしろ、好印象を与えられるかもしれません。

学校や就職活動の中で求められるのは、あまり派手すぎず、爽やかで清潔感のある見た目です。

学校でも就活でも時代に合ったものが一番大切ということです。

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